世の中はクソである。

世の中はクソである。

居場所がほしい

東南アジアに1ヶ月間外こもり。月5万円生活してみて予想外だったこと。

f:id:ideo-map:20170128050857j:plain

東南アジア(タイ、カンボジア)に1ヶ月間外こもりしていました。

外こもりという生き方に興味があり、自分にとってアリなのかどうか確かめたかったからです。

結論から言うと「ナシじゃないけど、思ってたよりはナシ」という微妙な結論にいたりました。(笑)

予想外だった気づきもありますので、もし外こもりを考えている方がいましたら参考になれば幸いです。

外こもりとは?

外こもりとは日本円で稼ぎ、物価の安い海外で暮らすという生活スタイルです。

ひと昔前までは日本で季節労働などで半年程度働き、残りの半年を海外で過ごすというスタイルが主流だったそうですが、インターネットが普及してからは海外に滞在しながらネットで稼ぐノマドタイプの外こもりも増えたとか。

ちなみに外こもりとノマドは境界線が曖昧ですが、個人的には「最小限の労力で最大限の生活」を目的とするのが外こもりで、「場所に縛られずに働きたい」のがノマドだと思っています。目的意識の違いですね。

なぜ外こもりに興味をもったのか?

外こもりに興味をもったきっかけは、「最小限の労力で最低限の暮らしができればその方がよい」という考えからきています。

そもそも日本は生活コストが高すぎる。

下手したら手取りの3分の2が生活費として、呼吸をするだけで消えてしまいます。

3分の2ですよ?完全に狂気ですよね。

毎日毎日朝早く起きて、自分の場合リアルに満員電車片道1時間通勤でしたし。

会社に着いてから黙々と仕事を8時間もやるわけですよ。8時間も。

自分は残業少なかったのでこれでもいいほうです。

くたくたになって帰ってきて。休日は疲れて外になんかでたくない。

そんな汗と涙の結晶が3分の2も生活費としてオートマティックに消えていくって人生ハードすぎるでしょ。(笑)

という考え方から外こもりに興味をもちはじめました。

またぼくの場合、季節労働等の体力勝負的な働き方は不得意なので、外こもるのであれば「ノマドタイプの外こもり」しかないなと思っていました。

物価の安い国であれば月5万で暮らせるとのことなので、月5万なら数年かければなんとかネットで稼げるのではないかと思ったからです。

まぁ現地でどういう手段で稼ぐかはさておき、いずれにせよ外こもりは「生きるために命を酷使する労働、ただ食うための人生」よりは全然マシだと思いました。

そして実際に5万円での暮らしや、食の合う合わないも含めて外こもりを体験してみようと思ったのです。

1ヶ月5万円で暮らせるのか?

今回はタイ、カンボジアに外こもりしました。(チェンマイ、バンコク・カオサン、プノンペン、シェムリアップ)

タイ、カンボジアを選んだざっくりとした理由は、ビザ、治安、物価、食、日本からのアクセス等を考慮した判断です。

特にタイ北部の第二都市、チェンマイという場所がノマドワーカーに人気のエリアらしく、そこを最有力候補地として考えていました。

物価(※1ドル116円・1月)

基本的に最安値を求めて行動していました。

下記は平均最安値だと思ってください。

家賃はシーズンによって変動するでしょうし、食事はいかにローカルなレストランを見つけることができるかによると思います。

また、ゲストハウス探しはカオサン以外は基本Agodaというホテル検索アプリを使用しました。

 

タイ物価(チェンマイ、バンコク・カオサン)

【家賃】

・格安ゲストハウス(ドミトリー) 約500円/1泊~

※カオサンは約650円~個室あり

 【食】

・ローカル飯(例 フライドライス)約120円/1食~

 【水】

・約50円/1日

 【ビール】

・約120円/缶~(コンビニ)

 

カンボジア物価(プノンペン、シェムリアップ)

【家賃】

格安ゲストハウス(ドミトリー) 約500円/1泊~

※プノンペンのキャピトルゲストハウスは約460円/1泊 個室(ここは異例ですね。)

 【食】

ローカル飯(例 フライドライス)約250円/1食~

超ローカル飯(バイキング式)約120円/1食~(プノンペンでは見つけられませんでした。)

 【水】

・約50円/1日

 【ビール】

・約90円/1缶~(コンビニ)

 

タイもカンボジアもそんなに大差ありませんでした。

カンボジアのプノンペンはやや食事代が他に比べ高かったかと思います。(ビールは安い)

※wifiはゲストハウス常備

ちなみに最安のゲストハウスはこんな感じ。

f:id:ideo-map:20170128052633j:plain

シャワートイレ一緒、共同。温水なし(まぁ必要なし)、トイレットペーパー基本常備してない。

f:id:ideo-map:20170128052635j:plain

 これらをふまえ大体ざっくりと1ヶ月の生活費を計算すると、

外こもり1ヶ月の生活費

仙人バージョン

家賃:500円×31日=15500円

食費:120円×3×31日=11160円

水:50円×31日=1550円

日用品:約1000円/月

合計:29210円

※仙人バージョン:日本で言うところの生活費月約6.5万円生活(保険含まず)

 

ストイックバージョン黒帯

家賃:500円×31日=15500円

食費:120円×3×31日=11160円

水:50円×31日=1550円

日用品:約1000円/月

交通費:約250/日×31日=7750円

合計:35960円

※ストイックバージョン黒帯:日本で言うところの生活費月約7万円生活(保険含まず)

 

ストイックバージョン白帯

家賃:600円×31日=18600円

食費:180円×3×31日=16740円

水:50円×31日=1550円

日用品:約1000円/月

交通費:約300/日×31日=9300円

合計:47190円(ストイックバージョン白帯)

※ストイックバージョン白帯:日本で言うところの生活費月約8万円生活(保険含まず)

 

こんな感じになります。

ストイックに暮らせる人であれば月5万を切ることは可能です。

ただ、これにビール飲んだりタバコ吸ったりスマホを契約したりすると確実にオーバーしてしまうでしょう。

逆にあまりアクティブに動かなければ交通費をがっつり浮かすことは可能です。

また、月単位の契約でアパートを借りるともっと家賃を下げることが出来るようです。

そこはお好みに合わせてということで。

ちなみに自分はストイックバージョン白帯でしたね。

まぁ総括するとタイ、カンボジアでは1ヶ月5万円で暮らすことは理論上可能でした。※ただし割とストイック。

予想外だったこと

食事問題

意外だったのが食事でした。

ちなみにタイ料理もカンボジア料理も味付けは割と似たり寄ったりです。まぁ隣国ですからね。逆に食文化が全く異なる方が不自然です。

倹約志向で屋台で安いローカルメニューを毎日食べる場合、フライドライスとかライスwithポークとかスープヌードルとか単調な味の繰り返しになります。

それでなくてもタイ、カンボジアは味付けが単調すぎるんですよね。

薬味的な独特の辛さ、甘さ、他。たぶん大まかに3パターンくらいしかありません。

外こもり月5万円生活を目指すのであれば基本毎日安いメニューのローテーションになるので、この単調な味の繰り返しをクリアできるかが問題になると思います。

それと、安いけどコスパも悪い。1食は120円とか安いんですけどたぶん男性には量がやや少ない。また、日本は超コスパ社会なのでそれに慣れてしまっている私たちからすると、安かろう悪かろうのクオリティですね。

味しかり、量しかり。たぶん安いけどコスパだけなら松屋の牛丼や、セブンのつけ麺のほうがはるかにいいと思います。

短期旅行ならそれで満足できるんですが、長期になるとこの問題は意外とあなどれないなと思いました。もともと期待はしてませんでしたが、それでもかなりあまくみてました。

この辺のヘビーローテーションになります..

f:id:ideo-map:20170128052631j:plain

f:id:ideo-map:20170128052632j:plain

f:id:ideo-map:20170128052636j:plain

 不味くはないんですけど、ローテーションになるとうんざりするほど飽きる。

楽しみを見つけることができるか問題

お金をかけずに何かしら楽しみを見つけられるかがポイントになると思います。

ノマド的に外こもりをするのであれば、基本仕事はパソコンに向かって行うことになると思うのですが、一人で黙々と仕事するので他者との関りがありません。

そもそも言葉の壁がありますし、また周りはほとんど旅行者です。(しかも2人組ヨーロピアンが大半)

同じ話題で盛り上がることや、継続的な関係を構築することが結構難しいです。

また、思ったよりも現地の人々は英語を話せないことも念頭に置いておくべきだと思います。

ぼくの場合はコミュニケーション不足でした。

ゲストハウスの相部屋の住人とはあまりお互い干渉し合いませんし、正直こちらも特に話したいこともなく。(笑)

まぁこれは本人次第だと思いますがいずれにせよ、お金をかけずに楽しむことができるかどうかは意外と大事です。人間関係以外でも何でもいいと思います。

ここが充実しないと、いずれ暴飲暴食に走って金がかかります。(実体験)

ちなみに英語が苦手で日本人宿に泊まりたいって人はそれこそ1泊+200~400円くらい高くつきます。

まとめ

今回タイ、カンボジアに外こもりの観点で生活をしてみて色々なことに気づきました。

・タイ、カンボジアで外こもり月5万円生活は可能 ※ただし日本で言うところの生活費月8万円生活(保険含まず)が可能な人。

・基本毎日安いメニューのローテーションになるので、単調な味の繰り返しをクリアできるかが問題。意外とキツイ。

・お金をかけずに何かしら楽しみを見つけられるかがポイント。

外こもりは確かに安上がりな生活スタイルではあると感じました。

日本で5万円で生活することは今のところ難しいでしょう。

しかし、外こもりはコスパがいいかというとそうでもないような気はしています。

食、インフラ、利便性、言語、また実際はビザの制約で約3ヶ月毎に国を行き来しなけらばならないこと(国による)、日本との往復、いざとなった時に仕事がないことなどを考えるとあまり割りはよくないと思います。

あと個人的には食が結構辛いです。

日本の卵かけご飯と味噌汁の方が100倍美味いし食べ続けれるもんなぁ。(笑)

結論としては東南アジアの外こもり生活は「ナシじゃないけど、思ってたよりはナシ」といった感じでした。

 

あわせてよみたい▼

www.ideo-map.com

www.ideo-map.com